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2015.06.20 Saturday

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    2015.05.06 Wednesday

    「鋏の記憶」 今邑彩著

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      ―あらすじ(「BOOK」データベースより)―
      物に触れると所有者の記憶を読み取ることができる「サイコメトリー」能力を持った、女子高生の桐生紫。その力を生かして、周囲で起こった四つの怪事件の捜査を手助けすることに。殺人、失踪、家族の秘密…「物」だけが真実を知っている!傑作ミステリー。

      ―オススメ度―
       ★★★☆☆

      ―感想―
      「3時10分の死」、「鋏の記憶」、「弁当箱は知っている」、「猫の恩返し」の四編が収録された連作短編集。これといって印象深い物語はないけれど、安定感のある短編集です。

      ただ、主人公の紫がものすご〜く地味です。女子高校生という設定ですが、果たしてその設定が必要だったのか?と思うほどに活かしきれていないような…。そして、その地味さゆえなのか、紫の特殊能力・サイコメトリーさえも地味に感じてしまったのが、ちょっと残念。

      しかしながら、肩肘張らずに安心して読める、今邑さんらしい一冊です。ちなみにホラー要素はほとんどありません。

      あ、最後に気になったのは紫と進介、そして乃梨子の関係。何かありそうなので続きが気になるけれど、今邑さんが亡くなられてしまっているので、もう読めないんですよね…。本当に残念です。

      2013.02.14 Thursday

      「盗まれて」 今邑彩著

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        ―内容(「BOOK」データベースより)―
        優秀なゴースト・ライターだった夫が、本当の「幽霊」になってしまった!困り果てる売れっ子作家に、夫の幽霊から電話が…(「ゴースト・ライター」)。中学時代の同級生から、十五年の歳月を越えて送られて来た手紙とは(「時効」)。ミステリーはいつも電話と手紙によって運ばれる。傑作推理短篇集。

        ―オススメ度―
         ★★★☆☆

        ―感想―
        「ひとひらの殺意」、「盗まれて」、「情けは人の…」、「ゴースト・ライター」、「ポチが鳴く」、「白いカーネーション」、「茉莉花」、「時効」の8編が収録された短編集。前半4編は電話、後半4編は手紙が、それぞれキーとなった物語たちです。

        相変わらずの安定した読み心地。パンチが足りないと言えば足りないのですが、やはり読みやすくてサクサクと進みます。「情けは人の…」は二転三転するストーリーが面白く、真相には少し切なくなりました。「時効」はSF(ファンタジー?)かと思いきや、現実的な結末だったけれど、ラストの手紙がすごく良かったです。どの作品にも人間の嫌な部分が少なからず露呈されていて、怖いと言えば怖い作品たちなのかも知れません。

        ちなみに「茉莉花」は同氏の短編集「よもつひらさか」にも収録されています。

        2012.10.19 Friday

        「卍の殺人」 今邑彩著

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          ―内容(「BOOK」データベースより)―
          荻原亮子は恋人の安東匠とともに彼の実家を訪れた。その旧家は二つの棟で卍形を構成する異形の館。住人も老婆を頂点とした二つの家族に分かれ、微妙な関係を保っていた。匠はこの家との訣別を宣言するために戻ってきたのだが、次々に怪死事件が起こり…。謎にみちた邸がおこす惨劇は、思いがけない展開をみせる。著者デビュー作。

          ―オススメ度―
           ★★★★☆

          ―感想―
          登場人物の相関図や、家の間取りなどが少しややこしくて、何度も関係図や見取り図を見返しながら読みました。でも面白かったです!これがデビュー作とは知りませんでした。

          一軒の家の中でバタバタと人が亡くなる…いや、殺されるなんて堪ったもんじゃありません。しかも妙にギスギスとした雰囲気の中…。主人公の亮子と共に、居た堪れないような気持ちになりました。しかし、この亮子は主人公の割に印象が薄いと言うか、特徴が無いと言うか…。その辺りは少し残念かな。

          ラストは何だか物悲しかったです。目的を果たしたとはいえ、もし犯人たちが警察に捕まらなかったとしても、きっと彼らには明るい未来なんて無かったんだろうし…。そう思わせるようなエピローグに、ちょっぴりしんみりとしました。(ネタバレになりそうな個所は反転しています。)

          2012.07.13 Friday

          「時鐘館の殺人」 今邑彩著

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            ―内容(「BOOK」データベースより)―
            作家、評論家をはじめミステリーマニアの集まる下宿屋・時鐘館。編集者の催促を前に「原稿は一枚も書けていない。勝手ながら『消失』する」との手紙を残し、締め切り直前の老推理作家が姿を消した。翌朝、発見された不格好な雪だるまに彼の死体が。犯人は編集者なのかそれとも…。マニアたちの展開する華麗でシビアな推理の行方は。

            ―オススメ度―
             ★★★☆☆

            ―感想―
            確か去年の春頃に読んだのですが、感想を書けないまま内容を忘れてしまっていたので、再読しました。「生ける屍の殺人」、「黒白の反転」、「隣の殺人」、「あの子はだあれ」、「恋人よ」、「時鐘(とけい)館の殺人」の六編が収録された短編集です。

            基本はミステリですが、ちょっぴりホラー風味だったり、ちょっぴりSF風味だったり、飽きずに楽しめました。個人的には、ちょっぴりSF風味の「あの子はだあれ」が好きです。切ないラストで、胸が締め付けられました。表題作「時鐘館の殺人」はコミカルな語り口調で書かれているのに、内容はブラック。このアンバランスさが読んでいて楽しいですね。

            今邑氏の作品は絶版が多いので、なかなか購入することができなかったのですが、一昨年辺りから復刊が続いているみたいです。この機会にもっともっと読んでみたいなぁと思います。

            2012.06.30 Saturday

            「そして誰もいなくなる」 今邑彩著

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              ―内容(「BOOK」データベースより)―
              名門女子校の式典の最中、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が実際に死亡。上演は中断されたが、その後も部員たちが芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていく。次のターゲットは私!?部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに、姿なき犯人に立ち向かうが…。戦慄の本格ミステリー。

              ―オススメ度―
               ★★★☆☆

              ―感想―
              タイトルからも分かるようにアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』を題材にした学園ミステリです。私はクリスティ作品は未読でしたが、特に困ることも無いまま面白く読めました。読んでいれば、もっと楽しめたのかも知れませんけれど…。

              目新しさは無いものの、とても王道的なミステリなので、安心して読めます。どんでん返しに次ぐ大どんでん返し、そして更に…と二転三転するストーリーが読み手を退屈させません。登場人物たちの印象が、最初と最後でガラッと変わってしまうところもすごいです。ただ、その登場人物たちに魅力が無かったり、台詞が冗長だったりと、少し残念だった個所はありました。

              20年ほど前の作品なので古臭い表現が多々あり、個人的にはそこがちょっとだけ気にはなりましたが、それは仕方の無いことなので…。ページ数は多いけれど文字のフォントが大きいので、それほどの長さは感じませんでした。サラッと読みたいときにオススメのミステリです。

              2010.04.17 Saturday

              「つきまとわれて」 今邑彩著

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                ―内容(「BOOK」データベースより)―
                別れたつもりでいても、細い糸が繋がっている。ハイミスの姉が結婚をためらう理由は別れた男からの「幸せな結婚ができると思うな」という嫌がらせの手紙だったというが…。表題作のほか、幼い頃に家出した母に纏わるあり得ない記憶を辿る「帰り花」、ある絵画に隠された秘密に迫る「吾子の肖像」など前の作品の人物が登場する異色の短編集。

                ―オススメ度―
                 ★★★☆☆

                ―感想―
                「おまえが犯人だ」、「帰り花」、「つきまとわれて」、「六月の花嫁」、「吾子の肖像」、「お告げ」、「逢ふを待つ間に」、「生霊」の八編が収録された短編集。同氏の「よもつひらさか」がとても面白かったので、同じような短編集を手に取ってみました。個人的な好みでいうと「よもつひらさか」に軍配が上がるのだけれど、これはこれで面白かったです。

                「おまえが犯人だ」の脇役が「帰り花」の主人公になって、「帰り花」の脇役が「つきまとわれて」の主人公になって…というリンクが続く面白い趣向になっています。どこに登場した脇役だっけ?と、それぞれの物語の繋がりを見つける楽しさはもちろん、どの物語も良質なミステリになっているので安心して読めます。

                そしてラストの「生霊」で、「帰り花」(ネタバレなので反転します。)の真相が明らかになるという展開には思わず「やられた!」。これは巧いなぁ。巧いし、何より胸に残っていた重苦しさが無くなってスッキリしました。

                今邑作品は、また読みたいです。短編集も良いけれど、次は長編に挑戦してみようかな。

                2010.03.27 Saturday

                「よもつひらさか」 今邑彩著

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                  ―内容(「BOOK」データベースより)―
                  現世から冥界へ下っていく道を、古事記では“黄泉比良坂”と呼ぶ―。なだらかな坂を行く私に、登山姿の青年が声をかけてきた。ちょうど立ちくらみをおぼえた私は、青年の差し出すなまぬるい水を飲み干し…。一人でこの坂を歩いていると、死者に会うことがあるという不気味な言い伝えを描く表題作ほか、戦慄と恐怖の異世界を繊細に紡ぎ出す全12篇のホラー短編集。

                  ―オススメ度―
                   ★★★★☆

                  ―感想―
                  以前から気になっていた今邑作品、初読みです。「見知らぬあなた」、「ささやく鏡」、「茉莉花」、「時を重ねて」、「ハーフ・アンド・ハーフ」、「双頭の影」、「家に着くまで」、「夢の中へ」、「穴二つ」、「遠い窓」、「生まれ変わり」、「よもつひらさか」の十二編を収録。↑の内容には『ホラー短編集』とありますが、ホラーあり、ミステリあり、ファンタジーありとジャンルは多岐に亘っています。

                  いや、これは面白かった!個人的には、とても好みでした。「ハーフ・アンド・ハーフ」と「生まれ変わり」では人間から滲み出る狂気という怖さを味わえて、「ささやく鏡」と「よもつひらさか」では人知を超えたところにある怖さを味わえて、「双頭の影」と「時を重ねて」では怖さだけでなく、じんわりとした悲しさや切なさを味わえて…と、この一冊でお腹いっぱいになって満足!他の今邑作品(とりあえず短編集)も読んでみたくなりました。

                  ちなみに、どこかで読んだような?と思っていた「家に着くまで」。これは「推理タクシー」とタイトルを変えて、何年か前に『世にも奇妙な物語』でドラマ化されていたようです。そうか、私はこのドラマを見たんだな。あー、スッキリした!

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