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2015.06.20 Saturday

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    2011.12.22 Thursday

    「せきれい荘のタマル」 越谷オサム著

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      ―内容(「BOOK」データベースより)―
      静岡から東京の大学に進学した石黒寿史は、同郷である法村珠美(のりたま)への恋心から、同じ映画研究部に入部する。しかし寿史は、やたら面倒見のいい、同サークルの先輩・田丸大介(タマル)につきまとわれ、早朝マラソンに付き合わされそうになったり、あきらかに怪しいサークルのBBQに参加させられたりと、振り回されっぱなしの日々。あげく、タマルまでがのりたまに恋心を抱き、猛攻撃を始めて―。

      ―オススメ度―
       ★★★★☆

      ―感想―
      久しぶりの越谷作品です。うん、やっぱり好きだなー。スカイエマさんの表紙イラストも素敵。今作は越谷氏お得意(?)の青春ものです。

      『面倒見の良い』というよりは『ただのハタ迷惑』な行動を取るタマル先輩に、読み始めは全く惹かれなかったのですが、物語が進むにつれて、その人柄にどんどんと心を動かされて行きました。他人の為に、あれほど真っ直ぐ行動が出来る人なんて、そうそういないもの。読み終わる頃には、すっかりタマル先輩にハートを掴まれていました。私も『タマルめいた』行動を取ってしまいそう…。

      ※以下、ネタバレを含むので反転します。
      初めは好印象だった三輪さんが、あんな人だったなんて…ショックです。半笑いでのらりくらりと話を誤魔化そうとする姿に、かなりイライラしました。沙友里がビシッと言ってくれて、ちょっとスッキリしましたけれど。

      しかし、ラストでのりたまとタマル先輩がくっついたのは意外でした。何となく、のりたまは寿史ともタマル先輩とも違う人とくっついて、二人そろって失恋しちゃうのかな、と思っていたので。でも、タマル先輩なら幸せにしてくれそうだよなー。そして、山縣さんと細い鈴木さんにも絶対に幸せになって欲しいです。


      さて、未読の越谷作品は残すところ、あと二冊になりました。「金曜のバカ」と「いとみち」です。どちらも近いうちに読みたいな、と思います。

      2010.08.27 Friday

      「空色メモリ」 越谷オサム著

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        ―内容(「BOOK」データベースより)―
        たったひとりで県立坂越高校文芸部を守る、ハカセこと河本博士に春が来た。なんと、可愛い新入生が入部してきたのだ。彼女の名前は、野村愛美さん。ブンガク少女らしからぬ彼女が、なぜ人気のない弱小文化部に入部を決めたのだろう?不思議な雰囲気の彼女には、何か秘密がありそうだが。そんなあれこれを、部員でもないのに文芸部に入り浸っているおれは、おもしろおかしく空色のUSBメモリに綴り始めた。その空色メモリが思わぬ騒動を巻き起こして―。気鋭の著者が満を持して贈る、学園青春小説の決定版。

        ―オススメ度―
         ★★★☆☆

        ―感想―
        ファンタジー、青春、恋愛と続いた越谷作品、今作はまたもや私の好きな青春小説!ということで楽しみにしていたのですが…思っていたよりパッとしなかった、というのが正直なところです。

        コミカルな雰囲気はあるのだけれど、いまひとつ乗り切れないというか、ドカンと来なかったというか…。文化部が舞台だから?いやいや、それは偏見か。主人公・陸が自分のことをデブだと卑下する行が多くて、ちょっとウンザリしてしまいました。それに対してサキの小ざっぱりしたキャラは好きでした。

        物語全体としては、高校生たちの淡い恋心や犯人探しのドタバタ劇が良かったです。しかし、陸とサキの恋の行方が、かなり気になるところで終わっているのは残念。個人的に、そこはきっちりと締めて欲しかったなぁ。

        2008.08.26 Tuesday

        「陽だまりの彼女」 越谷オサム著

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          陽だまりの彼女

          ―内容(「BOOK」データベースより)―
          恋の始まりに、理由なんてない。でも、恋の終わりには、必ず理由がある―。運命の人を、そんなに簡単にあきらめちゃって、いいんですか?中学時代の幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。モテ服にさらさら大人ヘア、しかも、デキる女系。でも彼女、俺には計り知れないとんでもない過去を抱えていて…哀しくて可笑しくてふわふわ心温まる、恋する切なさのすべてがつまった恋愛小説。

          ―オススメ度―
           ★★★☆☆

          ―感想―
          大好きな越谷氏の最新刊です!今回はファンタジーでも青春でもなく、何と恋愛小説ということで、ちょっと驚きつつも図書館で借りて来ました。

          再会して、あれよあれよと言う間に結婚した浩介と真緒。そんな二人の仲良しぶりが、読んでいて恥ずかしくなるくらいに甘い雰囲気で、でもその反面、ちょっぴり羨ましくもありました。作中に出て来るビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」を聴きたくなりますね。この「素敵じゃないか」という曲、結婚式で流せば、それこそ本当に素敵じゃないかと思いました。歌詞がすごく良いですよ!これ以上に浩介と真緒にピッタリの曲は無いのではないでしょうか。うん、やっぱり羨ましいや。

          ※以下、物語の核心に触れていますので、反転します。
          ラストですが、言われてみれば、真緒のしぐさや行動は確かに猫らしいです。でも、読んでいる最中に、それを全く感じなかったのは何故でしょう。家で六匹もの猫たちと暮らしているというのに…気付けなかったことが悔しい…。ラストは悲しいけれど、猫好きとしては何だか心をくすぐられる展開でした。それとものすごく余談ですが、猫は九度、生まれ変わるという言葉で、AEROSMITHの「NINE LIVES」を思い出しました。あれ?私だけですか?

          個人的には平山瑞穂氏の「忘れないと誓った僕がいた」に近い印象を受けました。この「陽だまりの彼女」の方がコミカルな雰囲気がありはしますが、やはりラストには胸がキュッとします。ちょっぴり不思議な恋愛小説をお探しの方にオススメです。

          2007.01.11 Thursday

          「階段途中のビッグ・ノイズ」 越谷オサム著

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            階段途中のビッグ・ノイズ

            ―内容(「BOOK」データベースより)―
            暑い夏、無意味に熱かった僕たち、ビールなんて苦くて飲めなかったあの頃―。だめな先輩のせいで、伝統ある軽音楽部が廃部になってしまう。がけっぷちに立たされても、啓人は煮え切らなかった。しかし、幽霊部員だった伸太郎に引きずられ…。太ももが眩しい同級生への恋、頼りにならない顧問、不協和音ばかりの仲間たち。四面楚歌の状況で、啓人は「一発ドカンと」やれるのか!?振り返れば、すべてが懐かしく、愛しい。 

            ―オススメ度―
             ★★★★★

            ―感想―
            「ボーナス・トラック」で第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞された越谷オサム氏の最新刊です。首を長ーくして待っておりました。そして待っていた甲斐があったとしみじみ思えるほど面白かったです!んー、これぞ青春!熱いです!好きだなぁ、こういうの。

            相変わらず文章のテンポ、会話のテンポが良いですね。そして登場人物たちがこれまた良い。「ボーナス・トラック」と比べると登場人物の数が格段に増えていますが、それぞれを上手く書き分けていてみんな個性的。軽音楽部顧問のカトセンとか、校長とか、本当に良い味を出しています。

            登場人物たちと音楽の好みがほぼ一致していたので、そこもすごく楽しめました。私が一番好きなのは伸太郎!何と言ってもKISS好きというのが堪りません!ジーン・シモンズに憧れているところも◎。私もジーンが好きで、ほんのちょっとベースを齧っていた時期があったので…。でもひとつ欲を言うなれば、70年代ロックでKISSとQUEENを演るならAEROSMITHも演って欲しかったなぁ(名前だけはちらりと出て来ましたけど)。

            と、まぁ出て来る曲を知っている方がより楽しめるとは思いますが、知らなくても十二分に楽しめる作品です。青春って良いなぁ。仲間って良いなぁ。音楽って良いなぁ。心の底からそう思えます。私もこういう青春を送りたかった!かなりオススメ!!

            2006.03.30 Thursday

            「ボーナス・トラック」 越谷オサム著

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              ボーナス・トラック

              ―内容(「BOOK」データベースより)―
              こいつ、なかなかいいやつなんだ、幽霊であることを除いては…ハンバーガーショップで働く「僕」は、ある雨の晩、ひき逃げを目撃したばかりに、死んだ若者の幽霊にまとわりつかれる羽目に。でも、なかなかいいやつなんだ、アルバイトの美少女にご執心なのは困りものだけど…。「僕」と幽霊がタッグを組んだ犯人捜しの騒動を描いて絶賛された、ユーモアホラーの快作登場!第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

              ―オススメ度―
               ★★★★★

              ―感想―
              図書館で、たまたま目に付いた本です。幽霊ものの王道的ストーリーですが最後まで読み手を飽きさせません。文章のテンポが良いし、キャラクターもなかなか魅力的。草野と亮太の掛け合いも、これまた絶妙で面白い。

              幽霊ものなのに悲壮感はそれほど感じられません。時々、「生」と「死」に関する話題は上がるものの、幽霊である亮太自身がそれをネタにしてしまうのです。思わず吹き出してしまいました。それでいて感動させるところはきっちり感動させる。私はすごく好きです!亮太みたいな幽霊なら私も怖くないだろうなぁ。

              でも死んで幽霊になってしまった人間の気持ちは、本人にしか分からないでしょう。生きている人間には絶対に分からないような、辛くて悲しい気持ちなんだと思います。そう考えると、亮太の明るさが逆にとても痛々しいのも事実です。人間が死ぬというのはやっぱり、とても悲しいことですね…。

              とても新人さんとは思えないほどの傑作だと思います。これからの作品にも期待したいところです。

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