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2015.06.20 Saturday

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    2014.06.28 Saturday

    「いのちのパレード」 恩田陸著

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      ―あらすじ(「BOOK」データベースより)―
      あちこちから指や手の形をした巨岩が飛び出す奇妙な村に、妻と私はやって来た(『観光旅行』)。主人公フレッドくんが起き抜けから歌うのは、ミュージカルだから(『エンドマークまでご一緒に』)。「上が」ってこの町を出るために、今日も少女たちはお告げを受ける(『SUGOROKU』)。小説のあらゆるジャンルに越境し、クレイジーで壮大なイマジネーションが跋扈する恩田マジック15編。

      ―オススメ度―
       ★★★★☆

      ―感想―
      「観光旅行」、「スペインの苔」、「蝶遣いと春、そして夏」、「橋」、「蛇と虹」、「夕飯は七時」、「隙間」、「当籤者」、「かたつむり注意報」、「あなたの善良なる教え子より」、「エンドマークまでご一緒に」、「走り続けよ、ひとすじの煙となるまで」、「SUGOROKU」、「いのちのパレード」、「夜想曲」の十五編が収録された短編集。相変わらず、恩田ワールド全開です。

      個人的に好きなのは「観光旅行」、「隙間」、「SUGORKU」辺りかな。ちょっぴりゾクゾクするような物語が好みです。そして表題作の「いのちのパレード」には、自分でもなぜだかよく分からないのだけれど、心が震えました。

      とても不思議で、それでいて心地良いような、そして時には少し怖いような感覚を味わえる一冊です。初めて恩田作品を読まれる方も、十二分に恩田ワールドを堪能できると思います。

      2011.02.08 Tuesday

      「私の家では何も起こらない」 恩田陸著

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        ―内容(「BOOK」データベースより)―
        この家、あたししかいないのに、人がいっぱいいるような気がする…。ようこそ、丘の上の幽霊屋敷へ。恩田陸が描く、美しく不穏なゴーストストーリー。小さな丘の上に建つ二階建ての古い家。この家は、時がゆっくり流れている。幽霊屋敷と噂されるその家にすむ女流作家は居心地のよいこの家を愛している。血の海となった台所、床下の収納庫のマリネにされた子どもたち…。いったいこの家にはどんな記憶が潜んでいるのだろう。幽霊屋敷に魅了された人々の美しくて優雅なゴーストストーリー。恩田陸が描く幽霊屋敷の物語。ラストには驚愕の書き下ろし短編が!

        ―オススメ度―
         ★★★☆☆

        ―感想―
        「私の家では何も起こらない」、「私は風の音に耳を澄ます」、「我々は失敗しつつある」、「あたしたちは互いの影を踏む」、「僕の可愛いお気に入り」、「奴らは夜に這ってくる」、「素敵なあなた」、「俺と彼らと彼女たち」、「私の家へようこそ」、「附記・われらの時代」の十編が収録された連作短編集です。

        あらすじを読んだだけでは、身も凍るような怖さを味わえる物語…かと思いきや、想像とは全く違っていて、むしろ優しい物語たちでした。残酷なエピソードが無いとは言えないのだけれど、その描写さえをも美しく感じさせるような、氏の紡ぎ出す独特の雰囲気が、とても良いです。さすがは恩田陸、と言った感じでしょうか。物語に共通するのは舞台になる「家」だけで、それぞれがひとつひとつの独立した物語なのに、続きが気になる!次が読みたい!と思わせる不思議な感覚でした。

        装丁も内容にピッタリと合っていて素敵ですね。

        2010.05.01 Saturday

        「図書室の海」 恩田陸著

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          ―内容(「BOOK」データベースより)―
          あたしは主人公にはなれない―。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる“サヨコ”伝説に関わる使命を…。少女の一瞬のときめきを描く『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニックの準備」など全10話。恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。

          ―オススメ度―
           ★★★★☆

          ―感想―
          「春よ、こい」、「茶色の小壜」、「イサオ・オサリヴァンを捜して」、「睡蓮」、「ある映画の記憶」、「ピクニックの準備」、「国境の南」、「オデュッセイア」、「図書室の海」、「ノスタルジア」の十編が収録された短編集。青春、ミステリ、SF、ファンタジーと恩田ワールドを堪能できる一冊です。

          個人的に良かったのは「イサオ・オサリヴァンを捜して」かな。こちらは長編小説の予告編として書かれたらしいのですが、残念ながらその長編は、まだ出版には至っていないようです。これは是非とも読んでみたいので、一日も早い出版を願っています。あと、「オデュッセイア」も独特な雰囲気が良かったです。私もココロコで生活してみたいなぁ。

          「ピクニックの準備」と「図書室の海」には、それぞれ「夜のピクニック」と「六番目の小夜子」という本編があります。私は「六番目の小夜子」は既読、「夜のピクニック」は未読だったのですが、このふたつの短編は、やはり本編を読んでからの方が、より楽しめる作品なのではないかなぁと思います。なので、次は「夜のピクニック」を読んでみたいです!

          あ、それと「睡蓮」は「麦の海に沈む果実」と「三月は深き紅の淵を」にリンクしているとか。こちらは個人的に、あまり興味が湧かなかったので、またそのうちに…(笑)

          2008.05.23 Friday

          「蒲公英草紙―常野物語」 恩田陸著

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            蒲公英草紙―常野物語 (常野物語)

            ―内容(「BOOK」データベースより)―
            変わりゆく日々に少女が見たのは、時を超えた約束と思い。懐かしさと切なさの魔法がきらめく感動長編。

            ―オススメ度―
             ★★★★☆

            ―感想―
            やっぱり常野物語は良いです!この作品は「エンド・ゲーム―常野物語」とは違って「光の帝国―常野物語」を読んでいなくても十分に楽しめますが、常野の世界にどっぷりと浸かりたいのなら、「光の帝国―常野物語」を先に読むのがオススメかも知れません。

            相変わらずの優しくて温かい常野物語に泣きました。いきなりワッと泣き出すような感じではなくて、気付くと自然に涙が溢れ出ていたという感じでした。出て来る人物たちが本当に素敵ですね。常野一族はもちろん、その他の人物たちもどこか憎めなくて愛おしい人たちばかり。中でも台風が明けて、槙村の旦那様が聡子を迎え入れた時、この人はなんて素晴らしい父親なんだろうと感じました。娘の意志をよく理解して、本当に愛していたんだなぁと心に沁みました。私にはとても出来そうにありませんけれど。

            ラストは物悲しく暗い雰囲気で、槙村の美しい情景からいきなり現実に引き戻された感じがして少し残念だったかな、と思います。でも、それを含めても★は4つ付けておきます。大好きなシリーズなので、評価は少し甘めになっていますが、ご了承下さい(笑)

            早く他の常野物語も読みたいですね。これからももっともっと、どんどん続けて行って欲しいなぁ。恩田氏、よろしくお願いします!

            2008.01.07 Monday

            「エンド・ゲーム―常野物語」 恩田陸著

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              エンド・ゲーム―常野物語 (常野物語)

              ―内容(「BOOK」データベースより)―
              裏返されたら、どうなる?正体不明の存在「あれ」と戦い続けてきた一家。最後のプレイヤーとなった娘が誘い込まれたのは、罠と嘘の迷宮だった。「常野物語」最新長編。

              ―オススメ度―
               ★★★☆☆

              ―感想―
              「光の帝国―常野物語」に収録されていた『オセロ・ゲーム』の続編で、こちらは長編になっています。『オセロ・ゲーム』と同じく、拝島一家の物語です。この物語をより楽しむために、まずは「光の帝国―常野物語」から読まれることをオススメします。その方が色々と分かりやすく、納得しやすい気がしますので。

              何が本当で、何が嘘なのか。誰が敵で、誰が味方なのか。何も分からない、そんな物語の中で主人公・時子の不安感に引き摺られて、読んでいる最中ずっと胸がゾワゾワし通しでした。中でも時子がボウリングのピンを見るようになった“きっかけ”が、ものすごく怖くて、悲しくて、辛かったです。あれはかなり衝撃的でした…。

              そして、今作でも如何なく発揮されている恩田氏の、その空間の描写力。挿絵も無いのに、まるで目で見ているかのように、頭の中に光景が広がっていきます。うーん、すごい。物語終盤の展開にも少なからず驚きました。そう来るか、とやられた感じがします。

              今作で泣きはしませんでしたが、常野一族の物語は大好き。もっともっと色々な話が読みたいです。次は「蒲公英草紙―常野物語」を読もうかなー。

              2007.12.14 Friday

              「光の帝国―常野物語」 恩田陸著

              0
                光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

                ―内容(「BOOK」データベースより)―
                膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

                ―オススメ度―
                 ★★★★★

                ―感想―
                「大きな引き出し」、「二つの茶碗」、「達麿山への道」、「オセロ・ゲーム」、「手紙」、「光の帝国」、「歴史の時間」、「草取り」、「黒い塔」、「国道を降りて…」の十編が収録された連作短編集。それぞれの主人公は常野一族だったり、普通の人間だったりしますが、どれもが常野一族と関係のある物語になっています。これ…すごく好きです!ずっと積読本にしていたのが申し訳ないくらいですよ。本当に。もっと早くに読んでいれば良かった!

                優しくて温かくて時折、胸を刺すような痛みもあって…読みながら一体、何度泣いたことか。初っ端の「大きな引き出し」からいきなり涙ぐみました。そして、これも涙無しには読めない「光の帝国」からは、それぞれの物語が少しずつリンクしていきます。…と私の感想など読んでいないで、とにかく本書を読んで下さい、と言いたいです。読めば心を震わされること間違いありません。ファンタジーが苦手な方にも読みやすいと思います。かなりオススメです。

                この作品は私の中でのNo.1恩田作品です。常野物語は他に「蒲公英草紙」と「オセロ・ゲーム」の続編である「エンド・ゲーム」があるようで。どちらも絶対に読みます!!

                2007.10.18 Thursday

                「Q&A」 恩田陸著

                0
                  Q&A (幻冬舎文庫 (お-7-8))

                  ―内容(「BOOK」データベースより)―
                  都下郊外の大型商業施設において重大死傷事故が発生した。死者69名、負傷者116名、未だ原因を特定できず―多数の被害者、目撃者が招喚されるが、ことごとく食い違う証言。防犯ビデオに写っていたのは何か?異臭は?ぬいぐるみを引きずりながら歩く少女の存在は?そもそも、本当に事故なのか?Q&Aだけで進行する著者の真骨頂。

                  ―オススメ度―
                   ★★★☆☆

                  ―感想―
                  最初から最後まで、ずっと対話形式という手法は面白かったです。でも、これは非常に想像力を必要とする作品かも知れませんね。会話から状況を読み取る、そういう作品が好きな方にはオススメです。

                  序盤は何も分からずただ読み進めていただけなのですが、中盤辺りからは続きが気になって気になって仕方がありませんでした。腹の底からゾクッとするような怖さが味わえます。いつも思うことだけれど、恩田氏は物語の運びがとてもお上手。ぐいぐいと読ませてくれます。

                  …が、オチが微妙と言うか、何と言うか…。正直、いきなり話が飛んじゃったなぁと思いました。よく「恩田陸はオチが良くない」と耳にしますが、これでは確かにそう思ってしまうかも(笑)読後感は「禁じられた楽園」を読み終えた時に近い感じです。(あれも結構なものでしたなぁ…。)中盤からどんどん物語が盛り上がって面白くなって来るだけに、ちょっと勿体無いなぁと感じる作品でした。でも、この先も恩田氏の作品は読みます。

                  2007.10.12 Friday

                  「クレオパトラの夢」 恩田陸著

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                    クレオパトラの夢 (双葉文庫)

                    ―内容(「BOOK」データベースより)―
                    シリーズ第一作「MAZE」で非凡な才能を見せた神原恵弥。その彼が北国のH市を訪れた。不倫相手を追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すためだが、もう一つ重大な目的があった。それはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。人々の思惑や駆け引きが交錯するなか、恵弥は何を知ったのか。粉雪舞う寒空に広がる、恩田陸の無限のイマジネーション。

                    ―オススメ度―
                     ★★★☆☆

                    ―感想―
                    同氏の「MAZE」に登場した神原恵弥が主人公です。シリーズものですが、続きものではないので、「MAZE」を読んでいない方にも楽しめる作品になっています。読み終えてから思うと、結構ハードボイルドな内容だったけれど、読んでいる間はそれを感じさせませんでした。やっぱり恵弥のキャラが良いですね。

                    事件の真相(恵弥の想像ということになっていますが)は考えてみると恐ろしいことです。実際に有り得ない話ではないので、さらに怖い。「MAZE」も怖かったけれど、こちらもまた違う意味で怖かったです。

                    さて、このシリーズ、第三弾を期待しているのですが、どうなんでしょう。恵弥が大好きなので、是非是非、第三弾を出して欲しいです!もし出るのなら、橘くんの登場にも期待したいところです(笑)

                    2007.08.14 Tuesday

                    「蛇行する川のほとり」 恩田陸著

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                      蛇行する川のほとり (中公文庫 お 70-1)

                      ―内容(「BOOK」データベースより)―
                      あの夏の日、少女たちは川のほとりにある「船着場のある家」で合宿を始めた。夏の終わりの演劇祭に向けて、舞台背景の絵を仕上げるために。それは、楽しく充実した高校生活の最高の思い出になるはずだった。ひとりの美しい少年の言葉が、この世界のすべてを灰色に変えるまでは…。そして、運命の歯車は回り始めた。あの遠い夏の日と同じように―。運命の岸辺に佇む少女たちの物語。

                      ―オススメ度―
                       ★★★★☆

                      ―感想―
                      すごく幻想的な物語でした。舞台は現実的だけれど、それらを包む雰囲気が本当に幻想的です。ミステリ要素も若干ありますが、個人的には青春小説に分類したい一冊。そして(ハードカバー版の)装丁がとても素敵な一冊でもあります。

                      登場人物たちも非常に魅力的ですね。特に香澄の存在感がすごい。圧倒的、というと何か違うような気もするのですが。それにしても恩田氏はこの年代の少年少女たちを描くのが本当にお上手です。子供の面と大人の面を半々に持ったような彼や彼女たち。あの独特の雰囲気に思わず、うっとりしてしまうほどでした。事件は悲しかったけれど、うん、すごく好きです。

                      しかし、読んでいると高校時代に戻りたくなりますね。高校生に戻って合宿とか良いなぁ…。まぁ、無理な話なのだけれど(笑)

                      2007.06.22 Friday

                      「MAZE」 恩田陸著

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                        MAZE (双葉文庫)

                        ―内容(「BOOK」データベースより)―
                        アジアの西の果て、白い荒野に立つ矩形の建物。いったん中に入ると、戻ってこない人間が数多くいると伝えられている。その「人間消失のルール」とは?謎を解き明かすためにやってきた4人の男たちは、果たして真相を掴むことができるのか?異国の迷宮を舞台に描かれる、幻想的な長編ミステリー。

                        ―オススメ度―
                         ★★★★☆

                        ―感想―
                        物語序盤から惹きつけられました。だって、ものすごく好奇心を掻き立てられる物語なんですもの。そうだ!こういう作品が読みたかったんだ!と、久しぶりに時間を忘れてのめり込めた作品です。

                        で、初めはドキドキワクワクで読み進めていたのですが、中盤辺りからどんどん、どんどん怖くなって来て…。文庫版の180ページが最高潮に怖かったです。あまりの恐怖に心臓が止まるかと思いました。いや、本当に。夜中に読むんじゃなかったと激しく後悔。(←恩田氏の作品ではいつも言っているような気が…。)

                        てっきりラストはSFでまとめるのだろうと思っていたので、論理的且つ現実的な結末だったのは少々意外と言えば意外。なので★は4つにしましたが、素直に面白かったです。そして満に手を振ってくれたのが三人で良かった!恵弥のキャラに惚れたので(笑)、「クレオパトラの夢」を読むのが非常に楽しみです。

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